さて、相変わらずの雲のジュウザのような自由気ままブログとはいえ
2ヶ月も放置するという暴凶星っぷり(最近、北斗の拳読んでるんです)を発揮しているこのブログですが、
「流石に毎日500あったアクセス数も下がったのではないか?」
と、数ヶ月ぶりにチェックしてみると・・・
10/20の総アクセス数
3
さ、さ、さ、さ、
さん!?
まじか…。
まだ3人もアクセスしてくれてたんか…(超ポジティブ)
そんな訳で、あんなに暑かった季節が首根っこ掴まれてグインと180度捻られたように急激に冷え込んできましたが、
「季節の変わり目に、人は何かをやりたくなる」
という誰かが言ってそうで言ってない格言をきっかけとし、ついに重すぎるこのブログも腰を上げる時が来たのだ。
ふはははははは(最近、北斗の拳読んでるんです)
それでは前回の続きを。
久しぶりすぎるので、
前回のあらすじをキーワードで。
「昭和食堂」「榊原」「とりあえず刺身全部でー」「4万7千円」「ふざけるな」
そんな訳で、UPPER TUNNING GO!!(アッパーチューニングゴー)というバンドを結成し活動し始めた僕達。
どんな経緯だったか忘れたが、またHPのメールから一本のライブのお誘いを頂いた。
それは名古屋の栄にある「もちの木広場」という場所での野外でのライブのお誘いだった。
「またノルマ沢山取られるのかな・・・」
バンドマンがかかりやすい病気の一種でもある「チケットノルマ恐怖症」という病に感染していた僕達だったが、
そのイベントにノルマは無く、出演料1万5千円払えば出られるというものだった。
「1万5千円!?安っ!それで野外でライブできるの!?やろー!」
毎回3〜4万円のチケットノルマが当たり前になっていた僕達にとって、
「1万5千円はあまりにも安過ぎる」と感覚が少しおバカになっており、またしてもオファーを即受けした。
こうして迎えた初めての野外ライブ。
ライブ会場に着くと、僕達以外にも数組のバンドが集まっており、
簡素な作りだがちゃんとした機材でセットが組まれてて、
「おー、こんな所でライブやるんだー」
とワクワクした気持ちになった。
そこへオファーをくれた方がライブの説明をしにきてくれて、
リハーサルはセッティングを終えてからサクッと行い、そのまま本番に入るというもので、
「えっ、ちゃんとしたリハやらないんだ」
という、経験の無いライブの流れに少し戸惑っていた。
僕達の出番は前半ぐらいだったと思うが、なんやかんやで1組目のライブがスタートした。
1組目に出演していたバンドは僕達と同じスリーピースバンドで、
シンプルなパンクサウンドとキャッチーな曲調に日本語を乗せていて、
アップテンポでノリノリなライブに僕は釘付けになっていた。
それが、「ねずみ小僧」というバンドだった。
ライブ前に初めてこの名前を見た時は
「ゲゲゲの鬼太郎のカバーバンドか何かか?」
と思ったが、頭巾を被ってねずみ小僧のコスプレをしているわけでもなく、
むしろベースボーカルの人は1人だけ「中日ドラゴンズのユニフォーム」を着てライブをしていた。
当時の写真が残っていた。
前にいる3人が僕達で、その後ろに写り込んでいる中日のユニフォームを着た男こそが、ねずみ小僧のベースボーカルで、
のちに名古屋MUSIC FARMブッキングマネージャーになるdsk(ダイスケ)という男である。
ねずみ小僧のライブを楽しみながら、「ギターの音良いなー」と思っていた僕は、
ギターボーカルの方が使っているエフェクター(ギターの音を変えるやつ)が自分のと同じだという事に気付いた。
ねずみ小僧のライブ終了後、僕はギターボーカルの人の所へ駆け寄って行き、
「お疲れ様です!エフェクターどんなセッティングでやってるんですか?僕もそのセッティングでこの後のライブやりたいです!」
と、しっかりしたリハが無い事に不安を感じており、
ギターの音作りに何のプライドも無かった僕は図々しく聞きに行った。
ギターの方は
「どうぞどうぞ、自由に見てください。あ、僕「りょう」っていいます。」
と気さくに答えてくれて、
「りょうさん。ライブ凄い良かったです!めっちゃ好きです!」
と純粋な想いも同時に伝えた。
りょうさんは照れくさそうにしながらまた後でゆっくり話しましょうと言ってくれた。
こうして、ねずみ小僧のギターサウンドをカンニングコピー(略して完コピ)した僕はとても楽しくライブをやる事ができた。
その時の写真。
楽しそう。
ライブ終了後、ねずみ小僧のりょうさんとdskさんと話をし、
僕が名古屋MUSIC FARMというライブハウスで働いているという事を伝えると、その後すぐに名古屋MUSIC FARMに出演してくれた。
一緒にライブをしたり飲んだり仲良くなる中で、
僕は驚愕の「ねずみ小僧マネジメント」を知る事になる。
つづく。
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