息子きぼたんと遊んでいていつも思う事があります。
それは、
なんでも躊躇なく破壊する事です。
それは玩具を投げて壊したり、
絵本をビリビリ破いたりとか、
そういう事ではなく、
苦労して作った物を迷いなく壊せるのです。
今日、一歳の誕生日に爺じに貰った、
「車おもちゃでお馴染みトミカの大きなコース」を開けたんです。
これ↓
対象年齢3才以上だったので、
貰った時は
「まだ1才だし流石に早いかー」
と思い、クローゼットの中に半年間放置してあったのですが、
最近、
「異常なまでの車愛」を息子きぼたんが見せてくるので、
「よし!あげよう!」
と思い、箱を開けました。
僕はこういう玩具ってある程度出来上がって入っていると思ってたんですが
意外と組み立て大変。
パーツも多いし、シール貼ったり嵌め込んだりが多く、
プラモデル得意だった私でもまあまあ時間がかかりました。
そして、しばらく楽しんだのも束の間。
気持ち良い破壊っぷり。
動画に残してなかったのですが、これの数分前にも破壊されまして、
その時は持ち上げてぶん投げ、パーツほぼ取れましたw
なんというか、
ある程度人生経験を積んだ大人は、
今まで自分が築き上げた物を故意に破壊する行為など、なかなかできないですが、
子供は関係ありませんね。
損得勘定で動いてないので、好奇心と面白さだけで何でも破壊していきます。
私もそうですが、
大人になると自分が自覚していないだけで、経験や成果などでプライドが形成され、
知らず知らずの内にそれが壊れる事、壊される事を嫌い、
積み重ねることだけに集中してしまいがちです。
ただ、何かに挑戦したり、行動したり、新しい風を自分の中に吹き込む時に
「今まで築き上げた物が自分の邪魔をする」
そういうケースが多々あると思うのです。
例えば、世の中にはプライドが高くて新しい考え方を受け入れれない人も沢山います。
経験則だけで物事を考えてしまい視野が狭くなって身動きが取れなくなる人もいます。
「積み重ねろ!」「経験は財産だ!」
それは最もだと思うのですが、この時代に切り込み、チャレンジし続け、
「イノベーション」を起こすような意外性のある人間になる為には、
「壊す勇気」
がとても大切なのだと
私は息子きぼたんに教えてもらったのでした。
たまには熱く語ってみた父ちゃんでした。
ではまた!